ロックなヒト

剣持直利 鞘師・刀職人

2018.10.30

剣持直利(けんもち・なおとし)さんは1950(昭和25)年、旧吾妻町に生まれました。1968(昭和43)年から父・剣持義典さんに付き、刀職人(研ぎ師、鞘師)として修業を始め、その心技を磨き、現在、鞘師として全国屈指と評価されています。

2001(平成13)-2006(平成18)年、日本美術刀剣保存協会刀剣研磨・外装技術発表会の白鞘の部で努力賞5回、優秀賞1回、刀装の部で優秀賞5回受賞したほか、平成2010(平成22)年に公益財団法人日本刀文化振興協会新作日本刀研磨外装刀職技術展覧会刀装部門で金賞を受賞しました。

2011(平成23)年から日本刀文化振興協会刀職者実技研修会講師、2016(平成28)年から「次代の文化を創造する新進芸術家育成事業刀剣類の保存に関わる部分修復技術研修会白鞘の部」の講師を務めています。また、2008(平成20)年から、全日本刀匠会お守り刀展覧会審査員、新作日本刀研磨外装刀職技術展覧会審査員を務めています。

2018(平成30)年、日本刀文化振興協会理事に就任し、創作活動を続けながら、本格的に後進の育成、指導者としての歩みをスタート。同年には、日本刀文化振興協会「日本刀名匠(鞘)」に認定されました。

東吾妻町郷原に在住。

(実行委員会スタッフが取材、執筆しました)

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