2019.12.01
岩櫃山連絡協議会は11月30日、今季の岩櫃山の閉山に合わせて登山道調査登山を行いました。10月の台風19号の被害状況を確認して、また国指定を受けての初めての調査登山ということで史跡保存と観光活用という視点も持ちながら、新年度に向けての迂回路や注意喚起の必要な場所をチェックしました。
一行は東吾妻町郷原の古谷地区の登山者駐車場に集合し、潜龍院から現在は台風の影響で通行止めとなっている十二様通り(旧赤岩通り)に入りました。郷原城跡まで進み、そこから登山道がなくなってしまったエリアに。尾根ルートと斜面の葛籠ルートの二手に分かれて新しい迂回路を見つけるように探索。
旧道分岐から赤岩通りに入って赤岩通りの被災状況の確認も行いました。赤岩通りには岩櫃山で最も危険な岩、重さ100トンとも言われる巨大な岩が沢の上に乗っていますが、どうやら今回の台風でまた少し滑りずれてしまっていました。そのほかにも巨石が多数転がり下っていて、警戒が必要な状況であることを確認して下山しました。
下山後の集会で、危険箇所の確認を再度行い、また、来年のTHE岩櫃城忍び登山が8月23日に開催することを確認した。