ロックなコト

東吾妻ふるさと祭、過去最高の1万人超で盛大に開催しました!

「第14回 東吾妻ふるさと祭」は14日、東吾妻町「JR群馬原町駅」前ロータリー周辺をメーン会場に開催され、町内外からの1万人超の来場者が訪れました。今回は群馬県初開催となったニコニコ動画の地方出張版文化祭「ニコニコ町会議」と同時開催で、とにかく、燃え上がりました。

 

ふるさと祭の司会を務めるのは、群馬住みます芸人のアンカンミンカンさんと岩瀬ガッツさん。軽快なトークで出だしから会場を笑顔に変えてくれました。

 

ふるさと祭の目玉は、20年ぶりに倉庫から出され担ぎ上げられた岩櫃神輿。群馬県でも有数の重量を誇る大型神輿は、屈強な70名余りに担がれ往年の輝きを取り戻しました。神輿の周りには甲冑隊、真田十勇士、大砲隊、武将隊など、東吾妻町らしい和と歴史ロマンを感じさせる出演者らが取り囲み、神輿の復活を演出。20年ぶりに担ぎ上げられた瞬間は、拍手喝采となった。

 

  

諸般の事情で昨年は実施されなかった町内5つの小学校による鼓笛隊も2年ぶりに復活。5校がそれぞれ魅力的な楽曲でリズムを刻み、祭のオープニングを高らかな音色と元気なパフォーマンスで彩りました。

 

 

 

 

恒例の婦人会による千人踊りも初の試みとして、祭の中心ロータリーを踊り巡るスタイルに。今回のふるさと祭はニコニコ町会議も含めて、各団体が祭を盛り上げようという強い意思を感じる祭りでしたが、その「和」「輪」というようなキーワードを体現するような千人踊りとなりました。

これまた恒例の阿波踊りも友好自治体の杉並区と東吾妻町、それぞれの連が多くのお客様に囲まれる中、軽快かつ勇壮、そしてしなやかに踊りを披露。見る人が多ければ多いほど燃え上がる踊り手さんに、お客様は見とれていました。そのほか、メーン会場ではメーンステージのほか、JAあがつま駐車場にウイングトラックのステージも登場。2つのステージで町内の各種団体がパフォーマンスを披露。ステージの周囲でも、とび組合による木遣りや東吾妻町自衛隊休父兄会による装甲車の展示、1年に1度ここでしか買えない超ローカルご当地小字グルメ「紺屋町バーガー」ほか、各種団体が力を結集させ、休むことなく来場者をもてなしました。

     

一方、メーン会場を離れると駅の北側ロータリーでは、昭和の車大展示会。外国産、国産のビンテージな旧車がピカピカにメンテナンスされた状態でズラリ。およそ50台が県内外から大集結しました。車好き、メカ好き、昭和好きにはたまらない空間。さらに1号街区公園では発動機の大展示。これまた古いビンテージな発動機が懐かしい独特の音を出していました。共にニコニコ町会議のレポートも入り、グンマー帝国の力を見せつけました。

  

 

ふるさと祭の最大のお楽しみは東吾妻町商工会青年部による大ビンゴ大会。なんと1000枚のビンゴカードを販売するという北毛(群馬県北部)最大規模のビンゴです。今回の1等(2本)は大手レジャー施設のペアパスポート。子供も大人も本気の争奪戦です。アンカンミンカンと岩瀬ガッツによる軽妙な抽選会は笑顔、笑顔、笑顔。この時は町で一番笑顔が並ぶ日です。この日の一等を引き当てた地元高校生は、アンカンミンカン川島さんと一緒になって会場から一緒に行ってくれる相手を募集するという企画にもノリよくこなしてくれました。

  

 

そして、ニコニコ会場。お城の形の東吾妻町役場並びに東吾妻町コンベンションホールがその会場。早朝始発のJR群馬原町駅、JRバス降車口に多くの若者が降り立った。タクシーが次々と入ってくるわ、ニコニコ町会議の開場待ちが460人になるわ、という異様な雰囲気。ニコニコ町会議スタッフによる決起集会の円陣では町の担当・小山さんが「ガンバンベー!!!」と気合を注入してスタート。生放送のオープニングは、ニコニコ動画では常連の山本一太知事が登場して応援してくれました。

         

 

町のご当地グルメ「デビルズタンバーガー」がふるさと祭りに初参戦したが、2時間もかからず売り切れてしまうほどの人気を博し、紺屋町区育成会による仕入れから販売までを子供が行う「こどもカフェ」も大盛況。8万円を超える売り上げを叩き出し、収益は今後の活発な育成会活動の資金になるそうです。

        

ニコニコ町会議のメーン会場のホール内では、全国から多くのコスプレーヤーが詰めかけ、ニコニコ動画から飛び出してきたニコニコ出演者と一体となったライブが繰り広げられ、6時間以上も若者の熱気が冷めることはなかった。途中、岩櫃城忍びの乱によるアクロバットとダンスと殺陣と日本舞踏が一体となった忍者エンターテイメントで観客と全国の生放送視聴者(18万人超!)を度肝を抜き、ダンススクールZEROSENキッズによる「グンマからオトドケ」のパフォーマンスは会場と視聴者に東吾妻町の温もりを発信した。プロのライブの間に挟まって披露された地元パフォーマンス団体による熱演は、視聴者から未開の地グンマーに対する新たな好印象を焼き付けたようでした。

                 

さらに、当初の予定にはなかったゲリラ企画で岩櫃城忍びの乱の代名詞・チビ忍者軍団が、祭会場をゴミ拾い巡業してくれた。

     

 

祭のエンディングは、町ボランティアの紹介と中澤恒喜町長の感謝の言葉。そして6時間の放送で町MCを務め通したシズカちゃん。町MCの感想とニコニコ町会議への感謝の言葉を述べると、18万の視聴者から「かわいい」「ありがとう」「グンマ最高」「88888888」などと賞賛のコメントが画面いっぱいに映し出されました。こうして6時間以上の祭りも、終わってみればあっという間。しかしながら、今回のニコニコ町会議との共催を通して町民が多くのことを勉強したようです。「こうにすれば若い人は喜ぶんだ!」「こんなに人が来ると楽しい!」「私たちでもまだまだやれるかもしれない!」夢のような楽しい祭りは今回で終わったわけではない。今回が始まり。私たちが造る本当の「ニコニコ町会議」、開きましょう!

      

 

 

 

 

 

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