2019.10.01
郷原の古谷地区で区民総出の奉仕作業が9月28ー29日、密岩神社及びその周辺で行われ、密岩神社の鳥居の交換作業、周辺の雑木林の伐採と撤去・粉砕などで区民の団結力を示しました。
密岩神社は古谷地区区民の社。以前は岩櫃山の直下の岩の中にあったものを落石による損傷などがあったため、麓に移転。岩櫃山を仰ぎ見る好立地ということもあり、登山客や観光客も訪れる隠れた観光スポットになっています。3年前の大河ドラマ「真田丸」放送に合わせて、岩櫃城忍びの乱がおもてなしの陣を通年で敷いたのをきっかけに、周辺の整備が始まった。エントランスの坂を舗装したり、土手を除草したり、花を植えたり・・・。
今回はそれ以来の大規模な奉仕作業で、密岩神社エリアをより拡大するというもの。隣接の雑木林を伐採し、トラクターと人力で運び出し、粉砕機でチップにする作業を業者に委託せず、すべて区民の手で行いました。
出役の古谷区民の多くは、後期高齢者。それでもみんなで知恵を出し合い、笑い合い、汗を流し、区民の宝を磨いている姿は感動的でした。古谷区民の皆さん、東吾妻町の宝です。
ちなみに鳥居は従来は木造でしたが、どうしても腐食してしまうことから、塩ビの鳥居に交換。この機転の良さも古谷区民らしく、ほのぼのとした光景。ぜひ一度、密岩神社を訪れて下さい。