2019.09.10
9月1日に初日を開催した岩櫃城忍びの乱の新企画でマイロックタウン東吾妻の「えびばで忍者計画」も共同開催となっている「真田兜作りワークショップ」が8日、仕上げの二日目を東吾妻町役場下の1号街区公園(通称・忍者公園)で開催し、2日間参加のちびっこ5人が参加し、手作りのマイ真田兜を完成させた。
参加したのは町外の親子連れ3組。親子で力を合わせての作業だった。1週間前の初日に着色まで完了させ、1週間の乾燥期間を経てのこの日は、紐を使って錣を縫い付けていく作業と顎紐を着ける作業。家族で黙々と1時間ちょっとの作業を行った。完成が近づくと子供達は興奮気味。どんな武器を持つか、どんなポーズを決めるか、それまでは見せなかった笑顔を見せ始めた。一方、お父さんお母さんは最後の仕上げに真剣そのもの。笑顔の子供達をよそに、細かい部分にも気を抜くことなく子供達の兜づくりの仕上げを行った。
こうして完成した兜。ワークショップの先生・吉澤軍曹が作ってきた前立ての六文銭を付けるとかっこいい世界で一つのマイ真田兜となった。吉澤軍曹が持参した真田甲冑を着る子、槍や刀を持ってお城(東吾妻町役場)をバックにポーズを決める子。そして、親子で力を合わせて作った兜を身につけた我が子にはしゃぐお父さんお母さん。公園で写真を撮って、お城まで登城して写真を撮って、先生からの終了証を手に写真を撮って、第一期生の仲間全員で写真を撮って、先週たまたま会った参加者同士がもう戦友のようになってしまった。
今回の5人のちびっ子は記念すべき第1期生。今後、度々このワークショップを開催し、真田ちびっ子甲冑隊が編成される日に夢を馳せる岩櫃城忍びの乱だった。